「ビジネスの力で途上国を変える」マザーハウス代表、山口絵理子さん。



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「続けることは難しいけど、とても大切。」
人は何かをやると決めて動き出しても、それをやり続けるってことは難しいよね。
特に社会の問題について解決しようと行動している時は様々な困難と遭遇して心が折れてしまう。

今回はビジネスで発展途上国を変えてきた株式会社マザーハウスの山口絵理子さんをご紹介します。
壮絶な人生を歩みながら、今も前に進み続けている山口さん。
何かにくじけそうになった時、前に踏み出す勇気をくれる、そんな女性起業家です。

山口絵理子さんって?

まずは山口さんの簡単なプロフィール。

出典:マザーハウス公式サイト

山口絵理子:1981年埼玉県生まれ。
慶應義塾大学総合政策学部卒業、バングラデシュBRAC大学院開発学部修士課程修了。
2006年に「株式会社マザーハウス」を設立、代表取締役社長兼チーフデザイナー。
著書:「裸でも生きる」が人気。
僕が山口さんのことを知ったのは、およそ10年前。
テレビ番組の情熱大陸に出られていて、そこでの発言にすっごい共感したんだよね。
「私は、自分の目で見たことしか信じない。」
「自分で見たことを元に決断したら、自分の責任であって、失敗したって後悔しない。」
要は人が話している第2第3の情報を信じるんじゃなく、自分の目で見ることが重要っていう、すごく当たり前のことなんだけど「そうだよね!」って身を乗り出してテレビにかじりついてしまった。

その時の動画があったので、貼り付けます。
興味があれば、のぞいてみて。


出典:mhloverful(情熱大陸 マザーハウス 山口絵理子 1 of 2)より


出典:mhloverful(情熱大陸 マザーハウス 山口絵理子 2 of 2)より

で、山口さんは「発展途上国は貧しい」とたくさんの人から聞いたんだけどそれを信じずに、自分の目で確かめることを信念としてバングラデシュに行っちゃうんだよね。なんで、バングラデシュかというとインターネットで「アジア・最貧国」って検索したらバングラデシュが出てきたから。これは大学4年生の時にインターンを経験して、現場とかけ離れた援助のあり方に疑問を抱いたのがきっかけ。

この行動力。
後のインタビュー記事で読んだんだけど、山口さんは「動きながら考える」んじゃなくて、「動いた後に考える」人なんだって。
それを表すように、バングラデシュを見るという行動に出た山口さんは想像を超える貧困に圧倒され、「なんとかしないといけない。」と考えた結果、なんと2週間の滞在中にバングラデシュの大学院を受験して日本人初の大学院生になっちゃうんだ。

こういった山口さんの人間力が作られたのは、やっぱり幼少期の体験なんだよね。
ここからは山口さんの生い立ちに触れてみたいと思います。

小学校の時はいじめられっ子だった?

山口さんは小学生の頃、実はいじめられっ子で不登校になっちゃうんだけど、そのことを心配していたお母さんの日記を見つけて「なんて苦労をかけているんだろう」と思い、「1時間でもいいから学校に行こう」って頑張っちゃうんだ。
最初は門まで、門まで行けたら下駄箱、下駄箱まで行けたら教室ってホントに少しずつ、学校にいる時間を増やしていったんだ。そして、5年生になる頃には6時間目までいることができるようになって、「学校になんて絶対行けない」と思っていたんだけど、自分でも努力すればできるようになるんだって気持ちを持つことになるんだ。

学校に行くことって、普通のみんなにとっては当たり前のことなんだけど、当時の山口さんにとっては奇跡みたいなことでこの原体験が「ちょっとずつでいいから、続ければいつかきっとできる」っていう山口さんの人間力の原点を作ることになったんだよね。

非行、そして柔道との出会い

そんな不登校を克服した山口さんなんだけど、中学では反動で非行に走っちゃう。だけど、2年生の時に柔道と出会い、没頭していくことに。これはいじめられていた時に持っていた感情で「もっと強くなりたい」って思いがあったからなんだって。
中学3年生の時に全国でベスト16となり、高校でも柔道を続けることを決断。
で、この高校選びがまた山口さんらしいんだよ。
「英才教育で強くなっても面白くない。なんとか自分の力で強くなりたい。」と強豪校の女子柔道部のスカウトを断り、男子柔道部しかない高校に行っちゃう。しかもこの高校、当時埼玉県で最強の高校だったんだ。
そんな厳しい環境の中、練習を続けた結果、3年生の時に全国大会で7位入賞。その後、「柔道はやりきった。」と思った山口さんは3年生の夏から大学受験を目指し猛勉強、「教育改革したい」という思いから慶應義塾大学総合政策学部を受験、合格。
そして、大学で受けた開発経済学の授業で発展途上国に興味を持つことになっていくんだ。

発展途上国との共感

先日、カンブリア宮殿にも出られていた山口さん。ここで山口さんを目にした人もいるんじゃないかな。
その番組の「補足事項」としてブログをアップされていたのでご紹介。

山口絵理子の日々思うこと。カンブリア宮殿 本人補足事項

この中で山口さんは

・世界のはじっこにいる人たちだって、頑張ればそれにあった、スポットライトがあてられるべきだ。
・誰にだって、輝ける場所があるはずだ。
・世界の片隅で、隠れていたり、あるのにないことにされている個性を見つけ出して、形にしたい、そして言いたいだけ。「ほら、できるでしょう?」って。
・子供の時の私には大きなレッテルが貼られていた。「山口は変わっているから」とか「問題児だから」とか。でもいつも言いたかった。「本当はできるんだよ」って。

と語られている。

山口さんが大学の時に発展途上国に興味を持ったのは、おそらく、いじめの体験によるもので、ご本人自身も「途上国などの隅っこの存在に強く共感している」と話されている。
いじめで教室の隅に追いやられた自分、学校に行けないという社会の隅で生きていた自分、そんな過去の自分に発展途上国を投影されているんじゃないのかな。
だからこそ発展途上国の人たちに共感し、お互いに支え合うことで、みんなで輝こうとされているんだと思う。

株式会社マザーハウスって?

そんな山口さんが「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念で2006年に立ち上げたのが、株式会社マザーハウス
バングラデシュの天然ジュートやレザーを使ったバッグを中心に、近年ではストールやジュエリーなどの製造・販売を手掛ける。起業から約10年。1人で始めたファッションブランド「マザーハウス」も国内に22店舗を展開し、海外にも6店舗を構えている。
山口さんの思いはどんどん広がっていっているね。
ぜひ公式サイトにアクセスしてみて。おしゃれで値段もお手頃なものがあるよ。
ちなみに社名のマザーハウスの由来「マザーテレサ」を元として、バングラデシュの家もなく路上で寝る人々を見て、この人たちにとって第2の家のようなブランドになりたいと思う願いから考えられたそう。

マザーハウスの立ち上げ時も山口さんの孤軍奮闘ってとこで、相当な苦労があったんだよね。
この辺りは、情熱大陸の内容で触れられているので、上記の動画を見てみてください。
ちなみのこちらの記事でもちょっとだけ触れています。

ピコ太郎さんもPR!国連の「SDGs」って知ってる?

2017.08.29
マザーハウスって取り組みもすごくて、バングラデシュの工場見学ツアーや、発展途上国の職人さんとお客さんの交流会みたいなこともしているんだ。
そして、なんと山口さんがトークイベントをされることが分かったので、お伝えします。

10月22日(日):福岡
時間/11:30~13:30(11:00開場)
参加費/一般 2,000円・早割&グループ割 1,500円
会場/アクロス福岡 大会議室
住所/福岡市中央区天神1丁目1番1号
11月5日(日):大阪
時間/1回目 11:00~13:00(10:30開場)・2回目 14:30~16:30(14:00開場)
参加費/一般 2,000円・早割&グループ割 1,500円
会場/ナレッジキャピタルコングレコンベンションセンタールーム1+2
住所/大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪 北館 B2F
12月23日(土):東京
時間/12:30~14:30(12:00開場)
参加費/一般 2,000円・早割&グループ割 1,500円
会場/秋葉原コンベンションホール
住所/東京都千代田区外神田1丁目18−13秋葉原ダイビル

詳しくはマザーハウスカレッジ特別編から、確認してみて。ここから申し込みをすることもできるよ。

まとめ

いかがでしたか?
株式会社マザーハウス代表の山口絵理子さん。

山口さんの小さな身体から溢れ出るブレない信念は、目的に向かうために必要な心の強さであり、進むべき道を切り拓くことができる力とも言えるよね。そして、誰よりも強い覚悟は人を巻き込み、巻き込んだ人をも強くする。
でも、山口さん自身は「自分の力で切り開いてきた感覚は残念ながらゼロで、やまほどの奇跡とか出会いが降ってきちゃったんです。」だって。

山口さんに「会いたい!」と思い、とある店舗に押しかけてからもう10年。
その時に買ったジュート製の名刺入れを持って、もう一度会いに行こうかな。

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