どうも、ぷぅです。
イベントを開催するときは誰でも効果的な広報を考えたりしない?
今は昔と違い、youtubeなどの動画配信サイトもあるし、低予算での情報拡散ができるようになったよね。
でも、たくさんの動画が配信され、その中で注目を浴びるのは至難の技。
今回は2007年に世界中の注目を浴びた、マイクロソフト社のキャンペーン動画を紹介します。
「Office Project 2007」キャンペーン動画
この動画を作成したのはマーケティング企業のMRM Worldwide社。
マイクロソフト社の「Office Project 2007」キャンペーンの一環で、動画の作成を依頼されたそう。
ちなみに、投稿5日で約43万回の再生回数を記録。
10年前、僕もこの動画を目にしたときは、素直に驚いたよ。
世界中で話題になっていたから見たことがある人も多いと思うけど、特に最後のシーンだよね。
落とし所というか。
え???みたいな。
当時、この動画はいろいろなサイトでアップされていたんだけど、今回改めて調べてみたらもうほとんど動画がなくてね、ようやく見つけたのがTEAMINSHITUさんの動画。
では、さっそくマイクロソフト社のキャンペーン動画をご覧ください。
出典:TEAMINSHITU「世界一のウォータースライダー&ジャンプ」
どう?
まさかっ!みたいな展開で最後にびっくりしなかった?
なぜ、世界中の注目を浴びたのか?
みんなの中にはこの動画を見てこう思った人もいるんじゃないのかな?
「これってホンモノ?」って。
そうなんだよね、この動画が注目を浴びたのは「動画の真偽」なんだ。
この動画をホンモノと思った人は、「どんな計算して飛んだんだ?」、「滑る速度に飛ぶ角度、そして着水のポイント設定、すっごい緻密な計算をしたんだろうな」とか思っただろうし、ニセモノと思った人は「ウォータースラーダーにしては水が少ない」、「着水の時の水量があれっぽっちじゃ全身骨折だろ」とか思ったんじゃないかな?
で、こういった「ホンモノ派」と「ニセモノ派」の議論が続き、多くの人が目にすることで話題となっていったんだよね。
実はこの動画、今回みんなには最初にマイクロソフト社のキャンペーン動画ってことを伝えたんだけど、当時、この動画を見た人たちは後から知ることになるんだ。
だからこそ、謎が謎を呼び話題になっていったんだ。
ホンモノ?ニセモノ?どっち?
で、気になる「動画の真偽」だけど、結論から言うと「ニセモノ」だったんだ。
なぜニセモノと分かったのかと言うと、この動画が注目を浴びる中でyoutubeのコメント欄に「実際に試してみよう」などの趣旨のコメントが見られたことから、作成を依頼されたMRM Worldwide社が英スカイニュースで「若干のデジタル技術を用いた」と話したからなんだ。
話題となったこの動画は「ニセモノ」と分かったことで「動画の真偽」論争は結末を迎えるんだけど、当時僕が聞いた話ではマイクロソフト社がこの動画を作成した理由として「マイクロソフト社の製品が緻密に計算された優れたもの」であることを伝えるために作成したと聞き、「さすがだな」と素直に思って疑ったりはしなかったな。
みんなはどう思ったかな?
まとめ
今回の記事は僕の記憶とTEAMINSHITUさんの動画でのnatsukiさんのコメントを参考に作成しました。詳しく書かれているので、ぜひ読んでみてください。
この動画は企業のキャンペーンとしては話題になったことで、一定の成果を得ることができたんじゃないのかな?
ニセモノということで「騙された」と思う人もいたと思うけど、natsukiさんも言われているように「よくできた動画」だったんじゃない?
何か情報を発信しようとするときは注目を集めるために、くまモンやピコ太郎さんみたいに周到な準備や計画が必要だよね。
この動画も初めからキャンペーンってことを伝えていたら、ひょっとしたらここまで注目を浴びることは無かったんじゃないかな。
そう思うと、このキャンペーンも用意周到に練られたものだったのかも知れないね。
注目を集めるものには意味がある。
どんなものでも情報として取り入れて、いい広報ができたら最高だね。
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