子どもが主役の「かえっこバザール」。



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今はいらなくなったものを「フリマアプリ」や「フリーマーケット」を利用して捨てることなく社会に循環させていることが多いよね。
そして、時には子どものいらなくなったものも、そういった場所で安くリサイクルに出したりしているんじゃないのかな?

もし、「子どもたちが主役」となったリサイクルの仕組みがあり、そこには子どもたちにとってたくさんの学ぶ機会があるとしたらみんなはどうする?
「かえっこバザール」子どもたちが子ども同士でいらなくなったものを交換できる場。そして、単なるリサイクルではなく、子どもたちが主体性を持って、学びを得ることができる場でもあるんだ。
いらなくなったものを使って、子どもたちの体験の機会を増やしてみない?

かえっこバザールとは?

みんなのまちでも子どもを対象にしたイベントの開催は多いんじゃないのかな?
前に記事にした、子どもの職業体験もそうなんだけど、今は子どもが参加して楽しいってことだけではなく、子ども自身が主体性をもって行動することを目的としたイベントが多くなっているよね。
↓キッザニア・カンドゥーを紹介した記事です。

子どもたちの可能性を伸ばそう!子どもの職業体験。

2017.09.04

確かに、職業体験は子どもたちにとっては未知の体験で可能性を伸ばすことができるんだけど、そこには少なからず大人の手、そして大人の考えが関わってきちゃうよね。
もし、こういった子どもの体験の場、学びの場を子どもたち自身が作り出す仕組みがあったらどうだろう?


出典:かえっこ(公式サイト)

かえっこバザールは現代美術作家の藤浩志さんによって発案された「子ども同士でいらなくなったおもちゃを交換することで、たくさんの地域にいろんな活動を作り出そうっていう仕組み」で、そこでは「カエルポイント」という世界共通の「子ども通貨」が使われるんだ。
そして、その参加資格は「子どもと子どもの心をもった人」
あくまでも、子どもの遊び場であり、そこでは「大人の価値観」はいらないし、押し付けることもしないってことなんだ。

おもちゃって聞くと懐かしく感じるし、誰もがよく遊んだおもちゃの思い出を持っているんじゃないのかな。
僕たちもそうであったように、おもちゃは子どもの成長に欠かせないモノなんだけど、子どもの成長によって必要なおもちゃは変化してしまい、その使用時間ってのはホントに短いよね。
だからこそ、親はたくさんのおもちゃを子どもに与えようとすると思うんだけど、ここでちょっと考えてみて。
子どもは本当に遊びたいおもちゃを手にすることができているのかな?
というのも、そのおもちゃには多少なりにも「大人」・「親」の影響があるんじゃないのかな?と思っちゃうんだよね。
特にそれは買うときと捨てるときに。


出典:NPO法人プラス・アーツ

かえっこバザールは子どもたちがおもちゃの性能や価格、そして自分以外の人の考えに惑わされることなく、自分が本当に遊びたいと思ったおもちゃを手にすることができるイベントなんだ。
だからこそ、大人の価値観を持ち込むことなく、子どもが主役、子どもが主体、そして子どもと子どもの心を持った人が参加するという運営をしているんだよね。

かえっこバザールの仕組み

かえっこ(公式サイト)
仕組みはいたってカンタン。
まずは参加したいと思ったら、

①家からいらなくなったおもちゃや本・CD・アクセサリーなどを開催している会場の「かえっこバンク」にもっていく。
※持ち込むおもちゃにはダメなものもあるので、必ず開催する主催者に問い合わせしてね。
②かえっこバンクでおもちゃが査定され、その価値に応じた「カエルポイント」が発行される(「かえっこカード」にポイントの数だけのカエルスタンプを押して発行)。
※おもちゃの査定は「バンクマン」って呼ばれる子どもがするんだよ。
※査定基準は基本的に3段階で「そこそこ(1ポイント)」・「まあまあ(2ポイント)」・「なかなか(3ポイント)」なんだけど、バンクマンの子どもが感動したら感動ポイントってものをもらえることもあるみたい。
③かえっこカードをもらったら、「かえっこショップ」に行って、気に入ったおもちゃがあったらもっている、かえっこポイント分だけの買い物ができる。その後は、「かえっこレジ」でカエルポイントを消してもらって買い物終了。
※「かえっこショップ」にはかえっこバンクで査定が終わったおもちゃがポイントごとにシールが付けられて置かれている。
※感動ポイントをもらったおもちゃは「オークションコーナー」に置かれるんだって。

で、ここで気になるのが欲しいおもちゃがあるのにカエルポイントが足りない子どもや、開催していることを知らずに来た子どもはどうするの?ってことだよね。
そういった子どもも大丈夫!


出典:3331 Arts Chiyoda

会場内でやっているワークショップに参加したり、作業のお手伝いなどをしてもカエルポイントがもらえる仕組みになっているんだ。だから、急な参加でも十分にかえっこバザールを楽しむことができるんだよね。

もう1つ気になるのが、感動ポイントをもらってオークションコーナーに置かれたおもちゃだよね。
かえっこオークションは開催時間終了の30分前にはじまり、オークションだけに競りで落札される仕組みで、さすがに感動するおもちゃだけあって、子どもに大人気のイベントみたい。
もちろん、子どもたちは欲しいおもちゃを手に入れるために、カエルポイントを増やそうと一生懸命にワークショップに参加したりしてカエルポイントを貯めるんだって。
このワークショップは様々なものがあり、会場スタッフの得意なものを伝授するというような簡単なものから、地域の人から何かを教えてもらうコーナーもあるみたい。子ども対象だけに、例えば地域のパフォーマーの方から簡単な技を教えてもらうってのもいいよね。しかも、そういった子どもを楽しませる人は必ず、子どもの心を持っていると思うので、参加することができるよね。

ワークショップなんだけど、中には気に入ったワークショップが見つからず、自分でワークショップを作っちゃう子どももいるんだって。子どもが作ったワークショップなら、もちろん他の子どもも楽しむことができるよね。
ワークショップは子どもたちが楽しめるかどうかのポイントなので、開催を考えている人は文字通り子ども気持ちになって、1人でも多くの子どもたちが楽しめるワークショップを考えてあげてね。

このワークショップを終了すると、働きに応じた「カエルポイント交換券」がもらえて、それをかえっこバンクに持っていけばその分のカエルポイントに交換してもらえるよ。

かえっこバザールは日本全国から世界へ

だいたい、こういったイベントは当日完結型になるんだけど、かえっこバザールがスゴイのは、別の場所で開催されているかえっこバザールでも使うことができるってこと。カエルポイントを使ってね。でも中々、近くで頻繁に開催をしている訳でもないよね。
そこで提案なんだけど、もし、余ったカエルポイントがあって、身近な子どもたちがかえっこバザールの開催を望んでいたら、大人はぜひ運営側に回って開催の手伝いをしてあげてもらいたいな。
「してあげたい」って思った時点でその人には子どもの心があるってことだし、開催するには小規模でもできるので、子どもたちの体験の場を増やすためにもちょっとの後押しに協力してあげてもらいたいなと思います。
こういった活動が全国に広がって運動になることが、かえっこのコンセプトだし、発案者の藤さんの願いでもあるんじゃないのかな?

あと、かえっこバザールはこれまで韓国・台湾・タイ・アメリカの海外でも開催されているんだけど、これがまたいいアイデアで、各かえっこバザールでもやっぱり、余っちゃうおもちゃが出てしまうんだけど、今度はそれを海外のかえっこバザールに送ることができるんだよ。
自分の使わなくなったおもちゃが海を渡り、他の子どもたちの手に届く。
遠く離れた地域でもおもちゃを通じて子どもたちの思いは繋がっていくんだよね。
考えただけでもワクワクしてくるね。

まとめ

今回はおもちゃに関するイベントを取り上げました。
捨てられるはずだったおもちゃを通じて子ども同士が繋がり、たくさんの体験を得る。そして、その活動はたくさんの地域に広がり、地域同士が繋がっていく。
1つ1つの行動は小さいのかも知れないけど、本当に大きな可能性を秘めたイベント、「かえっこバザール」。

当然のように僕たちも昔は子どもだったんだ。
かえっこバザールを通じて、子どもの心を思い出してみない?

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